ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

オススメの曲 『運命の夜』

どうも、新緑の季節大好きももんが@けんじけんです。


さて、ももんが愛用のiPod classicちゃんには川井さんの曲がたくさん詰まっている訳ですが、色んなサントラが入っているので、「曲」単位の表示にすると、こんなことになります。



『オープニング』『エンディング』は言うに及ばず。


iPod classicではアルバム名等の情報が表示されず、同じタイトルだけがいくつも並ぶので「何のやねん!」とツッコミながら何の曲か確認する……または聴き比べてみる、という遊びができます。すみません、ヒマレンジャーで。


で、ですね。2月に発売された『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』ブルーレイ初回限定版付属のサントラ1曲目のタイトルを見て、「おお〜っ!?」となった訳です。
そのタイトルは『運命の夜』。『運命の夜』といえば『Fate/stay night』ですな!!
……と、京都乱舞もとい狂喜乱舞してiPodを見ると、もう1曲ありました。


『ガラスの脳』('00)より『運命の夜』

すみません、本編未視聴で、サントラをあまり聴き込んでおらず、曲名も把握していませんでした。
サントラの中盤辺りに位置し、主にストリングスとピアノで構成された曲です。駆け上がるような勢いのあるストリングスから始まって、一転、穏やかな曲調になります。聴いた瞬間、曲が流れた場面がパッと目に浮かぶであろう、出だしのインパクトなのですが、哀しいかな未視聴です。ワタクシ、これを機会に観賞する所存でございます。

Fate/stay night』('06)より『運命の夜』

Fate』版『運命の夜』(Fate/stay night A.OST)はけんじけんの中でも人気の高い曲です。
『天地咆哮』(Fate/stay night A.OST)との間で、『Fate』お気に入り曲No.1の座を巡る聖杯戦争が勃発しそうなくらいです。『天地咆哮』については過去にたか厨さんが詳しく書いておられますのでご参照下さい。
オススメの曲『天地咆哮』


この曲にはプロモーション映像に使われたバージョンが存在し、それをベースに作られていますので、本作のメインテーマだといえるでしょう。
本編では第1話のエンディング直前、凛とアーチャーがビルの屋上に立つ印象的なシーンで、初めて使われます。エンディング後の次回予告もこの曲です。


澄んだシンセの音色で静かに始まり、女声ソロのソプラノが入り、それをフィドルが熱く引き継ぎます。そして女声ソロとストリングスが重なると、さらに熱気が高まります。ストリングスキーの私としては、哀愁に満ちたストリングスの響きがたまりませんな。メロディが立っていて、かつ透明感のある曲です。


『運命の夜』のバリエーションである『運命の夜 -Piano Ver.-』(Fate/stay night A.OST OUT TRACKS)は、メインのメロディをピアノがしっとりと奏でます。

『劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS』('10)より『運命の夜 -UNLIMITED BLADE WORKS-』

ハープで静かに始まり、やがて「デン、デン、デンデンデン!」と力強いティンパニが入り、男声・女声入り混じったコーラスが重なります。腹に響くように重厚で、壮大感もバリバリの曲です。「オススメの曲『天地咆哮』」でたか厨さんも仰っているように、『天地咆哮』に近い曲だと思います。


ところで曲の終盤で、少し全体の音量が下がる部分があります。ずっとそれを不思議に思っていたのですが、今回、本編を見返してみて納得。
アバンタイトルで凛がアーチャーを召喚した直後から、この曲が始まります。やがてセイバーが召喚され、「問おう。あなたが私のマスターか?」というセリフと重なる部分で音量が下げられているのでした。こういうのは本編上だけで演出として行なわれているのだと思っていたので、驚きました。少なくとも今回のパターンでは、川井さんが曲を作られた時点でそうされた……ということでしょう(それとも、本編の演出そのままのバージョンを収録?)。

劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』('13)より『運命の夜』

なんだか中華っぽい音色で始まり……と思ったら、これが馬頭琴なのですね。そして重々しく緊迫感のある曲が続きます。この雰囲気は本作のサントラ全体に共通するものです。全体的に暗く、重苦しく、陰鬱で、じっとり響いてくる(全て褒め言葉です)。これは私がしばしば言う、「昼寝をしつつ、あるいは瞑想しつつ聴きたい」曲(サントラ)なのであります!
最後にタイトルが出る部分で曲調が変わり、繊細な笛の音で本作のメインのメロディが奏でられると、私のハートを鷲掴み♪
本作についてもたか厨さんのレビューが詳しいので、ぜひ。
作品紹介『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』


個性的なタイトルであればあるほど、同名だったときに興味が湧くってものですが、さあ、次はどの曲(タイトル)を聴き比べましょうか……。