ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

キャッ党忍伝てやんでえ

 ガチョピンです。皆様、冬コミ楽しめましたか? 参加された皆様、お疲れ様でした。夏コミこそ、けんじけんの当選を願いたい今日この頃です。
 さて、今回ご紹介するのは『キャッ党忍伝てやんでえ』です。

キャッ党忍伝てやんでえ監督:岡嶋国敏
シリーズ構成:関島真頼、あかほりさとる
脚本:関島真頼ほか
キャラクターデザイン:相澤昌弘
製作:テレビ東京創通エージェンシータツノコプロ
放送局:テレビ東京系列ほか
放送期間:1990年2月1日 - 1991年2月12日
話数:54話

 放送から22年、ついにDVD-BOXリリース。

「きっと待ってたハーロー!(OPより)」とはまさにこのことを言うのではないかと思うぐらい(個人的に)待ちわびていた作品です。 ある意味、川井さんのコンサートを「15年待った甲斐があった!」に匹敵するくらいのことではないかと。
 しかし、「なぜこのタイミング?」「タツノコ50周年だから?」何はともあれ、初の完全パッケージ化はうれしい限りです!
 ついでにサントラも完全版をリリースしてくれたらよかったのに……。


 タツノコプロお得意のロボットアクションギャグ作。時代劇をベースにしたつくりで、連作物の「お約束」要素をふんだんに取り入れ、意表をつく演出、声優陣の怪演(?)など、「バブルだなー」と、時代を感じさせます。
 本格ギャグ作は'02年公開の『ミニパト』までお目にかかれません……。


 サウンドトラックは2枚リリースされていますが、どちらも現在、入手困難です。中古店では、ガラスケースもチェックしたほうがいいかもしれません。
 かくいう私も、『キャッ党忍伝てやんでえ 猫座千秋楽公演』しか所持しておりませんが、『音楽劇場・其の二』の楽しい三味線曲、
 『音楽劇場・其の四』コーンの守の悪巧みシーンの曲がお気に入りです。(コーンの守と幻ナリ斎の掛け合いが聞こえてきそう……)
 このアルバムには、OP・EDと、キャラソン6曲、『音楽劇場・其の一』から『音楽劇場・其の八』までに、劇伴が1トラックに複数収録されており、バラエティ番組で耳にしたことがありそうな曲もあります。


 『キャッ党忍伝てやんでえ 公式ファンブック』には、声優・製作スタッフによる座談会とインタビューが掲載されています。DVD-BOXのブックレットと併せて読むと、制作の内幕が分かります。
 しかし本書には、川井さんのコメントやインタビューは無く、また音楽に関わる記述もなし。「画龍点睛を欠く」とはこのことのような気がします。 非常に残念ですが、作品のファンなら、かなり満足の仕上がりになっております。ご興味のある向きはぜひ。


《個人的な体験》
◆某アニ○イトで予約注文時に、レジの人が「え? どんな字書くんですかぁ?」と困っていたり。
◆寝る前に1、2話ずつ観て「あぁー面白かった!」と幸せな気持ちで床に入ることをちょっと恥ずかしく思ったりするアラサーの悲哀……(※ほんとに幸せな気分になれますよ!)


 最近川井さんのファンになった方にも「コミカルな和風の川井サウンド」を楽しんでいただけると思います。まさに「温故知新」ですよ。
 ファンブック収録のインタビューに「続編を・劇場版を」のくだりがあり、「かなうなら、川井さん登板で是非!」と妄想してしまいました。
 余談ですが、『銀魂』好きな方、通じるところがあるような気がします。
《了》