川井憲次編曲のオススメの歌『ひだまり』(アルバム『ひだまり』に収録)
ガチョピン@けんじけんです。
春めいてまいりました。さて、今回オススメする歌は『ひだまり』(作詞・作曲・歌:井上喜久子 編曲:川井憲次 )
です。この歌はいわば「春告げ歌」で、これから卒業・入学を迎える人に聴いてもらいたい歌です。おさんぽに出かけるときのお供にもぴったりですよ!
私のオススメする聴き所は
・井上さんによる作詞・作曲で「歌だけじゃない、お姉ちゃんの魅力満載!」(※「お姉ちゃん」とは、井上さんの愛称です。念のため)
・曲の良さを活かす、名シェフのような川井さんによる編曲。
・開放的なやさしいストリングスが「ああ、川井さんの曲だよね〜」と思わせるイントロ。
・川井さんの歌曲でおなじみの広谷順子さんによる春風のようなコーラス。
詞にはやさしい愛情があふれる励ましがつづられ、その背景には「ママ視点の井上さん」があるのかもしれません。「失敗しても落ち込んでも、やさしい陽のひかりに包まれたら、またがんばれるよね」と相手を元気付け、見守ってくれる安心感に、うれしい気持ちでいっぱいになるのです。こういうママは理想的ですね。
愛おしい相手に向けられた想いやりのあふれる詞・曲・歌声は「春のひだまりが冬の縮こまっていた気分を暖かさで消し去ってしまいそう」。やさしさに包みこまれる幸福感は、前向きで元気な気持ちにさせてくれます。
曲の良さを「邪魔せず、壊さず、歌声ともマッチさせつつ、まとまりのあるものにする」編曲に「春キャベツ」を思い浮かべる私。どんなメニューにもマッチし、やわらかく甘みもあり、みずみずしく心地よい歯ざわりに心躍る、という印象です(何でしょう、この某グルメレポーターみたいな喩えは)。