川井憲次音楽担当作品、春の公開直前直後スペシャル
まいど! ももんが@けんじけんです。
今期は川井さんが音楽担当のテレビ作品がなくて寂しい……とお嘆きの皆さん! 今期は劇場作品が目白押しですよ!
今回は、春の公開直前直後スペシャル(!?)をお送りします。
◆映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』
ハリウッド実写版、2017年4月7日より絶賛公開中でございます。
間違った情報を載せているサイトも多く、まだ誤解されている方もいらっしゃると思いますので、ここで明記させていただきます。
本編の音楽担当はクリント・マンセル氏です。
川井さんはエンディングのみ担当。
↓ 以下は2016年11月13日に行なわれたエクスクルーシブ・イベントでの演奏の様子です。
動画のタイトルにあるように、最初はオープニング・テーマと発表されました。それが直前になって変更され、エンディング・テーマとなりました。オープニングとして作られたものをエンディングにするとは、なんてご無体な! 無茶しやがる。
現在、川井さん作の『Utai IV: Reawakening』を収録したコンピレーションアルバムが配信されています。
→ https://itunes.apple.com/jp/album/id1215646223
→ https://www.amazon.co.jp/dp/B06XPFKSGT/
そしてオリジナル・サウンドトラックも3月31日(米公開日)発売のハズだったのですが……。現在、amazon.co.jpでは注文可能になっていますが、amazon.comには該当のページがなく、HMVではページはあるものの注文不可能となっています。大丈夫なのか、amazon.co.jp!? 収録内容も不明なので、川井さんの曲が含まれるのかどうかもわかりません。
(※4月9日追記:やはり発売中止の模様)
話は変わりますが、3月5日(日曜日)『徳島国際短編映画祭』にて行なわれたトークショー『クリエイターにとっての映画音楽とは!?』に川井さんも登壇され、我々けんじけんの勇士4名も、最前列(!)にて拝聴いたしました!
その時、会場で流された『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の『謡』について、映画祭の総合ディレクターである菱川勢一氏より川井さんに、「どういう経緯でこの曲ができたのか」という質問がありました。
……。
ぶっちゃけて言います。
「またその質問ですか!!?」
それは川井さんが「今までに多く受けた質問ランキング」のかなり上位に入るんじゃないでしょうか?
知らない人も居るのですから、それもいいですが、他の質問もして欲しい……。←ももんがからのお願いです。
そこで、もうこの質問をしなくていいように、ここにまとめておきます。
【『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の『謡』について】
まず最初に、押井守監督と「太鼓でいこう」ということが決まった。
それにブルガリアン・ボイスを重ねたらカッコいいんじゃないかと思ったが、ブルガリアン・ボイスはこちらが用意した楽譜を歌ってもらうことはできないと分かった。そこで当時別の作品でお囃子を歌ってもらった、民謡歌手の方(西田社中)にお願いしたところ上手くいった。
歌詞は川井さんが大和言葉を使って作ったが、「遠神恵賜(とほかみえみため)」は神道にある言葉で、脚本の伊藤和典さんからの提案。
……こんなところでしょうかね。
あとは過去の当ブログ D-01さんの『「憲これ」第15回』もご覧あれ。
以下、今後の公開予定です。
◆フルCG長編アニメーション映画『BIOHAZARD: VENDETTA』
2017年5月27日公開 エクゼクティブ・プロデューサー:清水崇 監督:辻本貴則
◆映画『世界は今日から君のもの』
2017年7月15日公開 監督:尾崎将也 主演:門脇麦 ほか
◆『第66回 東京六大学合唱連盟定期演奏会』
2017年5月6日 会場:東京芸術劇場コンサートホール(大ホール) 演奏:早稲田大学グリークラブ 曲目:男声合唱とピアノのための『ブレイブ・ストーリー』
※当演奏会のための新曲。
◆『Sand Whale and Me』
毎週日曜13時半に新エピソード公開。
※アメリカのCARTOON NETWORK『Toonami』枠にて放送された、押井守監督最新作『Sand Whale and Me』を、『Toonami』のFacebook内で配信。