「も」モブサイコ 100ってなんなの ギャグマンガ? 超能力だよ 憲ちゃんスゴイ
ガチョピン@けんじけんです。
残暑お見舞い申し上げます。
明日の8月14日(日)東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット90に、当サークル・憲次力研究所(けんじけん)も出展します。場所は「東ホ28b」です。
このたびの新刊は、『川井サイコー30周年 川井憲次メジャーデビュー30周年記念本』。
先に募集したアンケート結果&けんじけんメンバーによる川井憲次メジャーデビュー30周年回顧チャットを収録した内容です。
アンケートにご協力して頂いた皆様、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
気になるアンケート結果は、けんじけん新刊にて!
「も」
モブサイコ 100ってなんなの ギャグマンガ?
超能力だよ 憲ちゃんスゴイ
ただいま放送中の『モブサイコ100』。皆さんはご覧になっていますか?
(ちなみに新刊のタイトルも、この作品からの絡みです by宣伝)
まだ5話までしか放送されていませんが、私が聞いた限りでは、音楽を全体的に捉えると、ホラー25、へっぽこ風味25、サイキックバトル25、シリアス15、ギャグ10といった成分分析ができます。
作品によって楽器の選択や、音色の構成は異なるものですが、へっぽこ風味、ギャグ曲、シリアス曲には、川井節が感じられます。しかし、サイキックバトルには、川井サウンドおなじみのコーラス曲が無い様に感じられます。と、同時に総合的にいつもとは違う不思議な空気感が漂います。
「何この違和感! 従来の川井サウンドとはなんか違うッ! よく判らないけどちょっとした何かが違う!」と、川井サウンドの決まり手のようなものが、私には掴めないでおります。
「カッコよさには変わりがない。だけど、カッコよさの肌触り感が違う」そんな感じです。つかめていないゆえ、わかりにくい表現になりましたが。「はっ、この違和感、もしかして超能力? 川井さん、スゴイ!」ということにしておきましょう(苦笑)。
音響監督の発注がそもそも、そうさせているのかもしれないし、川井さんが「この作品にはこう!」といったものが作用しているのかもしれません。
と、もやもやした気持ちで録画したものを改めて見直していたら、番組スタート一週間前に放映された『モブサイコ100 見たい気持ちを100ぐらいまで上げちゃうゾSP』という番組で、川井さんのインタビューがありました。
そのインタビューには、
≪全体的には、ホラー的な要素があり、そのあたりを意識した。異物感というか、違和感をコミカルさの中に出せたらなと思いました。耳慣れない音が欲しいと思ったので、「セーモンズ」(※)という楽器を用いることにしたのです。前々から興味があって、何かどこかでやりたいなと思っていたんです。で、 今回は「変なんだけど、不気味なイメージ」を出したくて、なるべく笑えるようにちょっと変なベクトルに行きたいな、異物感を出したいな、と。こんなことまでやっていいのか、というところまで踏み込めたらな、ということです≫
と語っておられました。
※「セーモンズ」……ゴムでできた人口声帯にふいごで空気を送り、張力をコンピュータ制御することで歌を歌う装置のこと。芸術ユニットである明和電機の製品。
豆知識:以前のeAT金沢にて「明和電機さんとコラボしたい」という話が川井さんよりありました。「前々から興味があって」とインタビューにあるのはこのことですね。
超能力を持っているくせに、憎めないヘタレっぷりなモブ。でも、その素直さとある種のさとり感から目が離せません。特徴的で、クセになる魅力を持ち合わせた絵柄も、この作品の楽しさであります。
10月29日発売のサントラが待ち遠しいですね。
では、コミケ会場にてお会いいたしましょう!