けんじけんブログ

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

「ぬ」脱ごうかと思う 衣擦れ 録音の敵

ガチョピン@けんじけんです。


ただいまけんじけんでは「あなたが好きな川井サウンド」についてアンケートを募集しております。奮ってご参加ください。
 https://creativesurvey.com/ng/reply/5135930a54ee788cb9e901b11c1b0b
来たる8月14日(日)東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット90に、当サークル・憲次力研究所(けんじけん)も出展します。場所は「東ホ28b」です。
あなたのアンケートが、新刊を飾ります! 是非アンケートへの回答と、当日のご来場をお待ちしております。


関東地方は梅雨明けにはまだ遠く。全国的な猛暑に見舞われている皆様へご紹介する「川井憲次かるた」5首目は……

「ぬ」
脱ごうかと思う 衣擦れ 録音の敵 



《かるたの解説》

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(2.0ではない方です)より『M06 Access』で「(金属系の楽器を鳴らして)余韻の音が消えていくまで録音するので、マイクのレベルを上げている。だから楽器を叩いたあと、”達磨さんが転んだ状態”で身動きができない。呼吸音や衣擦れ音まで収録されてしまうんで」旨のライナーコメントがあります。

スカイ・クロラThe Sky Crawlers』でも「編鐘」という楽器を演奏していて、同様の事態に陥ってしまいます。

それゆえ、録音の現場では衣擦れ音を収録しないよう細心の注意を払わねばならないのです。

「作曲の苦労だけでなく、録音って一筋縄ではいかない難しさと数々の困難があるのね (´;ω;`)ブワッ」と、現場の辛苦がライナーを通じて解ります。

ちなみに、『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』より『M07 Nightstalker』のライナーコメントでは危うくパンツ一枚で録音になりそうな経緯(爆笑モノです!)がつづられています。
そして、そういったエピソードを、ファンは心待ちにしているのです。
7月29日発売の『ジョーカー・ゲーム』のサントラにもこういったエピソードが収録されていますように。

もひとつ、服装つながりで。浴衣で録音をした川井さんのエッセイ「川井式スタジオリラックス法」はコチラ。
http://www.sol.dti.ne.jp/~y-hashi/199310/index.html


↓爆笑のライナーが堪能できるのはこれ!
攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL

↓「編鐘」の演奏を想像しながら聴いてみよう!
オリジナル・サウンドトラック 「SOUND of The Sky Crawlers」

↓貴重な録音風景が収録されています!
カウントダウン・オブ・「スカイ・クロラ」 count.1 [DVD]

↓ライナーコメントが載っていますように
TVアニメ「 ジョーカー・ゲーム 」 サウンドトラック(仮)