ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

川井憲次作・編曲のオススメの歌『おもひでのベイブリッジ』

ガチョピン@けんじけんです。
『首都決戦』が絶賛公開中です。鑑賞の予習・復習(?)として『おもひでのベイブリッジ』(歌:美桜かな子/作詞:雄鹿美子/作・編曲:川井憲次)を紹介いたします。


機動警察パトレイバー2 the Movie』の劇中歌で、南雲・後藤両隊長と荒川がベイブリッジ爆撃現場をビデオで検証するシーンに登場。

リリース順に
・チケマガCD(映画鑑賞券、ブックレット、ミニドラマ収録の8cmシングルCD、のセット)
・8cmシングル
・『PATLABOR Complete Vocal Collection』
・『PATLABOR THE MUSIC SET-3』
に収録されています。

『PATLABOR THE MUSIC SET-3』Disc.2 「おもひでのエピソード」にて、この歌の発注経緯や収録模様については川井さんご自身が語っておりますので、その辺の話は省略するとして、個人的なおもひ入れと聴き所を。


チケマガCDを購入し、上映前に徹底的に(同時期リリースされた『PATLABOR2 the Movie PRE SOUNDTRACK』も)聴き込んだのです。しかし、このチケマガCD、聴いて悶絶。「え? シリアスな話のはずなのになぜ演歌が収録されているの? しかも『ド』が付くほどの演歌じゃん!」と期待と不安の混ざり合った心持ちになりました。でも、この歌を聴いて「川井さん、どこまでも器用な人!」と驚嘆し、「ずっと追いかけていこう!」と誓ったのです。


劇場でこの歌が使われているシーンを観て「あ、画面に『作曲/川井憲次』って出ている! うれしい!」と心の中でガッツポーズしつつ、本編の難解な内容に付いていくのに必死(当時、私は理解するのが精一杯の年頃)でした。


劇場公開後にリリースされた8cmシングルと、2010年リリースの『PATLABOR THE MUSICSET-3』には、「オリジナルカラオケ」「デュエットバージョン」「メロ入りカラオケ」が収録されており、中でも「デュエットバージョン」(歌:しのぶと喜一)には、「川井さんが演歌を手掛けただけでもすごいのに、さらに出演声優が歌ってしまうなんて! しかもデュエット!」と赤面したおもひでがあります。


横浜で開催の『Kenji Kawai Concert 2007 Cinema Symphony』 にて「ベイブリッジの近くだから、歌ってもらえるといいなぁ、でもギャグになっちゃうか??」と淡い期待があったのは私だけ……ではないと思うッ!!(同意見多数希望)


(当ブログにて過去にも述べましたが)「制作サイドでも物語内でも、いい大人が一生懸命ワルノリをする」 のが『パトレイバー』という作品における真のテーマで「この歌にもそのスピリットがある!!」と川井ファン、パトファンな私は思うのです。


そして、その(ワルノリ)注文にそつなく応えてしまう川井さんの巧さ、職人魂に惚れて泣いてしまうド演歌な私です(笑)



「機動警察パトレイバー」コンプリート・ヴォーカル・コレクション

「機動警察パトレイバー」コンプリート・ヴォーカル・コレクション

↓川井さんによる「おもひで〜」裏話もありますよ!

機動警察パトレイバー PATLABOR TV+NEW OVA 20th ANNIVERSARY PATLABOR THE MUSIC SET-3

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