オススメの歌『風光る』
ガチョピン@けんじけんです。
来たる12月30日(火)、東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット87に、当サークル・憲次力研究所(けんじけん)も出展します。場所は「東R34a」です。新刊として、2014年の川井さんのお仕事を振り返った年鑑をご用意しました。川井憲次年鑑2014『すべてがKになる(仮)』です。よろしくお願いします。
さて、今回オススメする歌は『風光る』(作詞:坂本美雨、作・編曲:川井憲次、コーラスアレンジ:広谷順子、歌:坂本美雨)です。
- アーティスト: 坂本美雨,川井憲次,鈴木祥子
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穏やかな日常の喜びを噛み締めるような、やさしい詞と曲が歌全体にあふれます。
私のオススメする聴き所は
・イントロで流れる特徴的な音色は二胡で、天女の羽衣を思わせるような、透明感とやわらかさを感じるところ
・インストゥルメンタルのバージョンでは「コーラスアレンジ」の巧みさと川井さんの曲が堪能できる
・美雨さんの甘い歌
があげられます。
暖かな陽だまりで聴きたい、ゆっくりとしたテンポがたまらなく好きです。
川井さん、美雨さんともお二人に共通するのは「大の猫好き」ですが、その予備知識がなくてもこの歌を聴くと私には「猫」が思い浮かびます。
タイトルこそ『風光る』ですが詞と、柔らかく温かみを帯びた曲から「猫」以外のイメージが浮かばないのは、私も「大の猫好き」だからでしょうか。
この歌を口ずさみつつ、ひなたで寝息を立てる猫をそっとなで続けていたい。柔らかくて、ほわほわしていて鋭い爪がちら、と見えるようなそんな歌のように感じるのです。
詞の「小さな腕の傷を優しく吹き消して」には、私にとって特別な思いがあります。以前の飼い猫(数年前に亡くなった)に、つけられた昔の引っかき傷が時々うずく体験に重なるから、とは思い入れがありすぎですね……。亡くなったのが年の瀬だったので、この時期に聴くと猫との日々を思い出します。
猫好きにとって「穏やかな日常の喜び=猫がいる幸せ」「川井さんのファンであること=常に川井さんの曲に浸っていられる極上の幸せ」にも置き換えられるような気がします。
この歌の周辺情報としては、
・美雨さんと川井さんの初仕事(これがきっかけで『イノセンス』劇中歌『River of Crystals』の作詞につながる)
- アーティスト: 伊藤君子,H.Kretzmer,坂本美雨,O.Hammerstein,H.Shaper,川井憲次,Leon Russell
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Kenji Kawai Concert 2007 Cinema Symphony [DVD]
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などがあげられます。
新年1月4日からは大河ドラマ『花燃ゆ』が放送開始です。
それでは皆様にとって来年がよい年でありますように。