ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

オススメの歌『マイペース〜My Way My Pace』

ガチョピン@けんじけんです。
秋めいてきました。そこで今回は少し(?)センチメンタルな歌を紹介します。
機動警察パトレイバー』より『マイペース〜My Way My Pace』です。

この歌は、新OVAシリーズのエンディングテーマです。高田明美さんのイラストをバックに流れ、3・4・7・8話の各エンディングで、使用されました。2番(Bパートと呼ぶべきでしょうか)の歌詞の部分が使われています。

ちなみに『守りたいの』(3・4・7・8話でオープニングテーマ)と『マイペース〜My Way My Pace』は、川井さんが手がけられたパトレイバーシリーズで初の主題歌です!(このリリース当時、私は「川井さんの主題歌だ!」と狂喜乱舞した思い出があります)

歌に込められた歌詞は、主人公・野明の心情を想起させるような内容で、歌うのも野明を演じる冨永み〜なさんです。

「大人(社会人)だって日々ダメなこともあるし、でも毎日成長できる!」とお子さまに対しては少し理解しにくい、働く年頃にならないとわかりにくい心情を歌っています。
エンディングにふさわしい、夕暮れをイメージさせるメロディです。
この歌のオリジナル・カラオケが『PATLABOR THE MUSIC SET』に収録されていないのが悔やまれます(『守りたいの』は収録されているのですが、残念!)。

本編とはかけ離れた、落ち着いたトー ンの導入から「ああ、もう終わりかぁ、次のエピソードまで待ち遠しいな」としみじみ。
「今日の終わりは、明日への始まり」を川井さん解釈で作曲するとこうなのでしょう。
アニソンというよりも、ごく普通のポップスとして通用するのでは? と私は思いました。間奏は川井さんの好む「紫色の夕焼け」(某イベントの時に伺いました)が似合うようなイメージです。

  • この歌の作曲に関して私の考察-

・主人公が主な視聴層よりも上であることから、大人びた印象のメロディを?
・「もともと私はライブでのバックバンド経験が多かったし、それが好きだったから」という発言から?(※『KENJI KAWAI CONCERT 2007 CINEMA SYMPHONY』のDVDブックレットに掲載)
・『パトレイバー』には土着的な香りよりも都会的なメロディーが合う、という考えから?
明確な判別はつきませんが、間違いなく上質の歌曲であるということだけは確かです。

この歌の発注経緯については『PATLABOR THE MUSIC SET-1』のDISC4『主題歌の作曲について』で川井さん自らが語っているので必聴ですよ!

野明の成長を物語の軸として、各々の人間ドラマとしている新OVAシリーズ。今観ても「時を経てもそんなに(人の本質は)変わっていないものだなぁ」「あぁ、これがパトレイバーだよね」と懐かしく感じられるのではないでしょうか。

『マイペース〜My Way My Pace』はパトレイバーのエピソードに登場する全ての人たちへの励ましと明日への活力が込められているように思います。仕事終わりの夕暮れにこの歌を聞いたら「うん、また明日も頑張ろう!」と今日のつらさを癒せそうな感じがします。


川井さんのコメントを聴くならコチラ↓

機動警察パトレイバー PATLABOR TV+NEW OVA 20th ANNIVERSARY PATLABOR THE MUSIC SET-1

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OVAを堪能しよう♪↓
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