けんじけんブログ

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

ちびねこトムがスクリーンに!

すいません、最初に掲載した時に名乗るを忘れました(;´Д`)
みーら@けんじけん代表でございます。


20年間幻であったアニメ映画『ちびねこトムの大冒険』。
元旦の群馬テレビでの放送に続き、9月1日に池袋・新文芸坐にて上映されました。
新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 30 ユンカース・カム・ヒアと大橋学のアニメーション」での上映。
プログラムは『ユンカース・カム・ヒア』『ちびねこトムの大冒険』『グリム童話 金の鳥』『ロボットカーニバル』。


上映に先駆けて行なわれたのは1時間ほどのトークショー。今回の主役のアニメーター大橋学さんと『ユンカース』の監督佐藤順一さん、そして司会のアニメ様こと小黒祐一郎さん。
メンツ的にどうしても『ユンカース』メインになってしまうのは仕方の無いことで、『ちびねこトム』の話はどうしても少なめ。 後半に出てくるキャラクター「レオニス」は設定段階で力石徹を意識してデザインされていたなどの興味深い話がありました。個人的にレオニスは大塚明夫さんが演じているのもあって『あしたのジョー』と同じ出崎統監督・杉野昭夫さんキャラデザコンビのOVA『ブラックジャック』浮かんだんですが。(余談)
アニオタとしては興味深い話が沢山聞けたのですが、川井ファンという視点では物足りなく、まあアニメーター特集なんだから仕方がないとは思いますが……。


……実は、レポートなど書いているワタクシなんですが、上映中は半分以上寝ておりました(汗)
前日にレコーダーのHDDを空ける作業でほとんど寝ていないという状況でありまして。『ユンカース』の最後の辺りからあやしくなって……。最後に上映された『ロボットカーニバル』なんてほとんど寝てて記憶があるのは10分もなかったり。そんな人間がレポートなんて書いて良いのかと小一時間問い詰めたい。あの記念すべき場に居たかったんですよ!!


とりあえず印象的だったのが自分の後方に座っていた人が『ちびねこトム』上映後に大きな声で絶賛していたことでしょうか。『ちびねこトム』という作品に惹かれるのは純粋な子供か、もしくはアニオタなら作画マニアと言われるような人々。アニオタでも萌えがメイン、昔からの言い方だと「メカと美少女」が好きな層だと見向きもされれないなんだろうなと前々から思っていたりします。自分は作画オタと言えるほどではありませんが、萌え一辺倒でもありません。『ちびねこトム』は美少女が出る訳でもカッコイイロボットが出てくる訳でもありません。カッコイイおっさん(その言い方はどうよ?)は出てきますけど。ここを読んでいる人には川井さんの音楽が一番のフックになると思うので、こういう作品もあるのだと、いかにもアニオタ向けじゃない川井さんの作品も見て欲しいなとか思ってみたりとか。まあその前に『ちびねこトム』を観て貰わないことには始まりませんが。


これをキッカケに各地で上映会とかあるといいなあとか、けんじけんでも上映会やりたいなあとか思ったりはしています。個人宅レベルならいつでもやれるんですけどね。自分の部屋はプロジェクターもサラウンドもあるというのに自分が居る場所がかろうじてあるくらいの魔窟っぷりなので出来ないんですよね。片付けろと言われて片付くレベルなら片付けてるわい!……と意味も無く逆ギレしてみる。


何処かのホール借りてやってみたい。他にもレアな映像とか流したりとかもしてみたい。自分がアニメ雑誌買い始めた頃とか自主上映会情報とか載っていたけど、最近はそういう話をとんと聞かない。ようつべとかニコ動とかあるから、わざわざ上映会なんてやらないのかな。あの頃は権利関係とかどうなっていたのだろう。『ちびねこトム』だけならなんとかなっても他もってなるとややこしそう。お金取らなければ平気だったりはしないのかな、とか。そうすると場所代は全部自腹か。いくらくらい掛かるのやら。そもそも何人集まるんだろう。不安要素は沢山あります。やって欲しいという反応が多いと俄然やる気が出てきますのでコメントなど頂けたらと思います。


【リンク】
新文芸坐オフィシャルサイト
http://www.shin-bungeiza.com/topics_142.html
WEBアニメスタイル
http://animestyle.jp/2012/08/14/1929/