ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

NHKスペシャル『永田町 権力の漂流』レポート!!

先日25日にNHKにて放送された『永田町・権力の漂流』を見ました。
ちなみにこちらの番組は2009年に放送された『永田町・権力の興亡』の続編で、使用曲は恐らく前作の流用と思われます。そのため、今回ご紹介する曲は前作のものになります。
尚、こちらのサントラは着うたフルにて配信されています。
http://www.nhk-sound.jp/index.htm


まず番組本編の印象を申しますと、要は「責任の擦り合い」と言った感じで正直見ていて余り良い印象の番組ではありませんでした。こちらの文面で余りイデオロギッシュなお話をしても仕方ないので深く突っ込みませんけどね……(笑)


で、肝心な曲の使われ方は、実はコレが結構残念なお話でして、番組中で殆ど川井楽曲使われてません(涙)。オープニングとエンディング、前後編の切れ目ですこーし使われているくらいです。
そんな訳で、今回は着うたフルよりダウンロードしました楽曲のレポートを主に書かせて頂きます。


『永田町・権力の興亡OPENING』
冒頭徐々に音量が大きくなるイントロ、次いでメインとなる弦楽器がリズムとメロディとを奏でます。曲が経過するに従ってドラムやコーラスも加わり曲に厚みと拡がりが加わります。全体的にとても不安なイメージを抱かせる印象です。番組内容ともあいまって政界の行く末、ひいては日本の行く末に一抹の暗雲を抱かせる……文字通りそんな感じがします。


『永田町・権力の興亡BGM1』
静かなピアノ曲。バックに静かに弦楽器のベース音楽が流れます。緩やかな川の流れを思い起こさせる、そんな静かな曲です。


『永田町・権力の興亡BGM2』
BGM1とは逆にこちらは弦楽器がメロディライン。ピアノの低い音をバックに、同じく低めの弦楽器が静かな曲を奏でます。静かに、そして飽くまでもシリアスに美しくも哀しいイメージの曲です。


『永田町・権力の興亡BGM3』
こちらはバックもメロディも共に弦楽器の曲です。BGM1やBGM2がどちらかと言うと悲しめな曲でしたが、こちらはグッと厳しいイメージ……といった感じ。ゴリっとしたリアリズムを押進めるそんな印象の曲です。
こちらの曲は番組中で、参院選経過のシーンで使われていました。


『永田町・権力の興亡BGM4』
バックに「ザッザッザッザ・・・」と言う終始同じリズムの弦楽器の音、手前に同じく弦楽器のメロディが流れます。個人的には状況の変化を見つめる「目」の様な印象を受けました。思う様にならない状況をただ正視するしかない、そんなもどかしさを感じます。


『永田町・権力の興亡BGM5』
BGM4をアップテンポにした印象の曲です。バックに流れる弦楽器のリズムもスローテンポで、BGM4に比べると幾分「諦観」の感情が綯交ぜ(ないまぜ)になっている様な……そんな印象を受けます。


『永田町・権力の興亡ENDING』
主となる曲はOPENINGと同じです。しかしこちらの方が2分ほど長く作曲されています。曲の終盤で印象が少し暗めに転ずる部分があり、2分の長さの違いはその部分のあるなしの様です。


と言った感じです。
非常にNHK的な真面目な印象のサントラでした。