ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

夏だ!ホラーだ!川井憲次だ!

【作曲家・川井憲次の楽曲について、色々語ってみるブログ/第74回】


D-01です。
中田秀夫監督の『リング』を手掛けて以来、あれよあれよという間に「Jホラーサウンドの第一人者」となってしまった川井憲次
「空気の密度を変える」とさえ言われる川井ホラーサウンドは劇伴として物凄い効果を上げているのは確かなのですが、その効果音的なサウンドは「音楽単体」で聴くと少々辛いものがあります(汗)
そんな川井ホラー作品の中でちょっと異色なのが、今回ご紹介する『輪廻』メインテーマです。


この曲の何処が異色かというと、川井ホラーサウンドに多い「ぐわーん」とか「うぉおーん」の類ではなく、メロディが明確で覚えやすいのです。
この曲が鳴ると「なーにーか 出ーるーよ?」と、ビックリの前に心構えが出来る、メインテーマ曲として機能的で印象的なサウンドになっています。


そして音楽とは別に、特筆すべきことが。
この『輪廻』が、映画としても、とても面白いのです。
最近の川井ホラーは、「川井さん頑張ってるのに、映画がこれじゃなー」というのが多く……(汗)
『輪廻』は脚本がとてもしっかりしていて、ミスリードも巧く、パズルのピースがハマっていく様に物語の真実が明らかになるのは、見ていて爽快です。


そしてメインであるはずの「ホラー描写」がそれほど怖くはない、ちょっと古典的な表現なので、ホラーが苦手な人にもオススメできます。
ヒロインである優香のストレスフルな怪演も素晴らしいです。




iTunes Storeでも配信中!
http://itunes.apple.com/jp/album/id110125346


ちなみに監督の清水崇は、9月17日公開の『ラビット・ホラー3D』でも川井さんとタッグを組んでいます。
こちらも楽しみですね!
http://www.rabbit-3d.com/