ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

「私と川井サウンドの出会い」タニヤン編

【作曲家・川井憲次の楽曲について、色々語ってみるブログ/第60回】


はじめまして、タニヤンと申します。
ここに全ての告白をさせて頂きます。


「…………………………!!!」


そりゃあ驚いたですよ。
メインスタッフに、私の人生を変えたアニメ『クリィミーマミ』を手掛けたお二人、
伊藤和典高田明美の名前があったんですから!!
少年サンデーに掲載された紹介記事、それがアタクシと『機動警察パトレイバー』の出会いでした。


併記されていた試写会のお知らせに速攻で応募しましたよ! ハガキ40枚分!!
すると、当たったんですね〜♪ 7枚も!w
アタクシは友人たちを引き連れて銀座に勇んで行ったのでありました。


興奮の内に幕は上がり、感動のままに幕は静かにおりました(笑)。
何に感動って、第1話で主人公機を半壊させてしまう押井演出であります。
加えていい大人同士が新鋭機を取り合いつつ緩やかに終わるエンディング……。
全てに痺れたのであります。
この時点ではまだ川井音楽の良さには気付けていませんでした。(T人T)ユルシテ……
ただ思い返せば、この時のエンディング曲『そして、夜明け』はその雰囲気に余りに
もマッチしており、極めて自然なインサートに感じた印象がありました。


その後、OVA5話と6話のエンディングを見て、この時ようやく鈍いアタクシも気付いたんであります。
それぞれ奇抜な演出を施す押井演出に対して、その雰囲気を壊すどころか思いっきり膨らませて違和感なく気分を盛り上げる音楽の多彩さにです。
それまではその曲調があまりに作品内容に即していたために「自然に」聞こえていた
んですね。
そうした「気付き」が「確信」に変わったのは『機動警察パトレイバー THE MOIVE』
を見たときでした。


いやぁ、アニメ体験が少ないアタクシには殊更エポックでありました。
何がいいって冒頭の『夏の嘲笑』であり、ビートの効いた『ヘヴィ・アーマー』であり、一気にテンションアップの『暴走事件』であり……全てが良いんです。そして『HOS』の緊張感、『虚影の街』の気だるさ、『共鳴』の畳み掛け、『出撃命令』のハイテンション、もう全部いい……。音楽が全ての場面で生きていると思いました。そして最後、零式との格闘を終えた野明を称える様に入る『朝陽の中へ』を聴いた時は正直心底震えが来たのを今も覚えています。
一人で訪れた劇場を出た後もその震えは止まらず、劇場の前で看板を眺めながら暫く
ボーッとしていました……。




そんなこんなで、いつの間にやらアタクシは紛うことなき押井ファンとなり、押井作品のバックにいつも自然な形で流れる川井サウンドは極めて「当たり前」となっていったのであります。


アタクシが今まで聞いた川井サウンドで一番好きな曲は『紅い眼鏡』のテーマ、特にOPです。あの曲は聞く度にいつも「かっこいいにも程がある」とか思ってしまいます(笑)。
押井&川井作品として一番好きな映画は『機動警察パトレイバー2 THE MOVIE』ですか
ね、この時は不覚にもエンディング聞いて涙が溢れてしまいました……。
以後は語るまでもなくズッポリと押井演出&川井サウンドの虜であります。


以上がアタクシ、タニヤンの罪状の全てであります!
個別詳細の罪状認否については又稿を改めさせて頂きたいと存じます!<( ̄^ ̄)