ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

……チャットと僕

【作曲家・川井憲次関連について、色々語ってみるブログのはずなのだが……(苦笑)/第53回】


けんじけんの代表にして問題児のみーらです。前回は落として今回は遅れたぜベイベー。<反省しろよ!
遅れた上に意図がよく分からない文章しか書けなかった事を先にお詫びします。ただ一つ言えるのは『CHATROOM/チャットルーム』(以下、『チャットルーム』)観とけってことさ!<ここら辺がエイプリルフールっぽさ……っておい
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……宣伝終了。



毎日の様にチャットをしていたのはもう10年以上前のことになる。睡眠と食事と排泄と風呂、あと何本かのアニメを観ている以外の時間はしていたと思う。当時はまだブロードバンドなんて概念はなくて、モデムでアナログ接続。ヘビーユーザーは「テレホーダイ」という、23時から翌8時までの時間に定額で繋げられるサービスを使っていた。要はその時間はずっとチャットしていたと思って頂ければ良い。ちょっと世代がズレていればネトゲにハマって居たのだろうなというのは想像に難くない。


あの頃にチャットをしていたメンバーとはほとんど交流は無い。例外がけんじけんメンバーに引き込んだひみったんと、今はその上司である某氏の2人くらい。某氏の方はコミケで挨拶するくらいなので、そういう意味ではひみったんだけと言っても良いかもしれない。結局は集団の規模が大きくなり、派閥が出来て面倒になって、更には個人的な事情もあってフェードアウトしてしまった。その頃に仲良くなったのが川井ファンの皆様。考えてみればそこから10年以上経っているので時間の流れは速いなと思う。


そんなことを思い出しながら、映画『チャットルーム』を観る。


中田秀夫監督がイギリスで撮ったと以前から作品の存在は知っていたものの、肝心の日本での公開が決まらない。もうイギリスでのソフト化の日程も発表されているのに……とそんな作品の日本公開が発表されたのが2月の頭。金沢に居た時に見た荒川直人氏のツイートにより知る。その時に公開日と公開劇場が発表されて以降、特に続報もない。雑誌「映画秘宝」方面で大絶賛の『キック・アス』の主演のアーロン・ジョンソンが主演というのも話題になりそうなものの、全くもって露出がない。公式サイトは「Facebook」にあるのみ、あとはTwitterのツイート。当然テレビCMもなく、私が見た限り新聞広告もなく。(あったとしても今の状況だと微妙だが)そんなやる気がないのか予算が無いのか分からない宣伝状況の2週目の土曜日にシネマート新宿で観てきた。


シネマート新宿には2スクリーンがある。その日は300人が入る広い方は『キック・アス』の上映で、『チャットルーム』は残念ながら60席ほどの狭いスクリーンでの上映。ちなみに1週目も狭い方だったとのこと。宣伝の弱さからガラガラだったらどうしようかと思っていたのだが、思ったよりも座席は埋まっており驚いた。流石に満席にはなっていないが、劇場版の『ガイスターズ』舞台挨拶の時の倍の人数は入っていた気が。(基準が分からんわ!)


何作品かの予告編の上映のあと、本編の始まり……ってフィルム上映じゃない!


DLPという方式のビデオプロジェクターでの上映であり、それも家庭用の物と同じ簡易的な構造のものだった。同じDLPでも上位機種ならば対策がされている……というか原理的に起きない様になっているのだが、簡易的な方式のものだと色が割れてしまう。観ている時に目線が動いたり、瞬きした瞬間に映像の白い部分に七色のノイズが出る。カラーブレイキングとか色割れとか言われている現象である。これには見えない(気にならない)人間と見えない(気になる)人間がいて、残念ながら自分が後者。DLPには画質的になメリットも多いがその点で自室のプロジェクターにDLPは避けたほど。その為、今回は終始色割れを気にしながらの鑑賞になってしまったのが悔やまれる。


フィルムのコストおよび運用面の手間を考えれば、ビデオプロジェクターでの上映が増えていくのは当然だろう。DVDなりBDなりHDDでデータを渡せば済むのが、フィルムだと数十万は掛かる。またフィルムだと上映の度に傷やゴミが付いたりと劣化するがそれもない。元々予算的に厳しい単館系の作品はほとんど切り替わるのではないかと思われる。川井作品で言えば昨年の『ランデブー!』もビデオ上映。あの時は映像ソースがDVDだったらしく、解像度的にはかなり厳しかったのだが、音質は良かった。フィルムのアナログの音よりは音質はクリアーで、音楽が目当ての我々には良かったとすら思う。今回の『チャットルーム』に関してはスクリーン自体が小さい事もあり、解像度的には不満はなかった。時折見える色割れが気になる程度で。でもやっぱりフィルム上映が……と思ってしまうのは古い人間だからだろうか。3Dの映画の存在もビデオプロジェクターの普及を後押しするだろう……というか現にしている。3D映画に抵抗が未だにあるのはその点なのだろうか。IMAXで観た『アバター』に感動して1年が経つがその後に3Dの映画を一本も観ていない。とりあえず2作目は現在上映中の『攻殻機動隊SSS 3D』になる予定。2週目から一緒に上映される短編が川井さんではないかと思われるも、現状まだ未確認。4月3日の日曜日に観に行く予定。もしも行こうかなと思っている方、ご一緒に如何でしょうか。……と思ったら地震の影響で3週目からになりました。オフ中止。てやんでえ。


イカ……もとい以下はややネタバレ。


作品そのものと関係ない話ばかり書いてしまったが、正直そのような事態に陥っているのは作品自体がなんとも言いがたい作品であるからに他ならず。“チャット”の描写や色彩など、日本映画にはない様な魅力的な要素も多いのだが、主人公の過去や行動の動機などの描写が足りない為にラストへの過程が弱いのだ。また川井ファン的には川井さんの音楽が流れるまでに時間が掛かり、始まってから10分以上経ってからやっと流れる。考えようによっては川井センサーが自分に内蔵されているのかのテストは最適かもしれない(苦笑)後半は川井さんの曲の割合が増える。チャット中は非川井曲が多い為、後半にリアルでのシーンが多く、自然と増えたという感じだろうか。


とりあえず中田監督、アーロン・ジョンソン主演の『GANTZ』のスピンオフを撮ってくだちい。