ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

香港映画『葉問』&『葉問2』のご紹介〜☆

【作曲家・川井憲次の楽曲について、色々語ってみるブログ/第51回】


風見鶏@けんじけんです。

先週の「3.11」、みなさまは無事だったでしょうか?
けんじけんメンバーは皆大丈夫だったようですが、ここを見て下さっているみなさまはどうなのか心配です。


さて、今回は香港映画『葉問』について紹介いたします。
この映画、少々ややこしい扱いをされているのですけれど、2008年中国で公開されヒットしたのが『葉問』。これが日本では今年(2011年)になってから『イップ・マン序章』として公開されました。

そして中国でヒットしたので続編が制作され『葉問2』が2010年公開されます。これが日本では2011年1月に『イップ・マン葉問』として劇場公開されます。

※実際には昨年の国際映画祭で上映されたのが日本で最初になります。


ややこしいのは、日本で劇場公開されたのは邦題『イップ・マン葉問』(原題『葉問2』)という2作目が先で、その劇場動員数が5000人に達したら1作目の邦題『イップ・マン序章』(原題『葉問』)が劇場公開されるという扱いになっていました。

つまり、2作目を観てから、次に1作目を観るというかたちです。
1作目から続けて登場している人物や、つながっている設定など一度観ただけではわかりにくいかもしれません。(自分は2回観に行きました)


ストーリーは簡単に言うと、拳法の達人である主人公「イップ・マン(葉問)」の活躍を描いたお話です。
宣伝にはやたらと「ブルース・リー」の名前が出て来ますが、劇中ではほとんど何の関係もありません。
でも主人公イップ・マンは穏やかなのに圧倒的に強くてかっこいい、けっこう「燃える」映画です。
修行して強くなっていく昔のジャッキー映画とかとは違い、「最初から最強」です。
とくに1作目は「旧日本軍」が悪役として出てきます、旧軍が好きな方が観るとどう感じるのかわかりませんが、ストーリーの流れでは主人公に感情移入してしまい、自分は観ていて無意識に体に力が入ってしまっていました。
燃えます! でも1作目最後の方で出る一文には苦笑せざるをえませんでした。


そして川井さんの音楽ですが、少々チャイナテイストの入った感じの曲が冒頭に流れ、そのあとは弦とドラムが入り交じるようなアップテンポ、ときどき笑いあり、悲しみありとけっこうバラエティがあります。
ただ一発で持っていかれるような「強い曲」はない感じです。
自分は「曲先」でサントラを聴いてから映画本編を観たのですけれど、この作品は「劇先」で本編を観てから聴くのがオススメです。
映画本編がけっこう面白いので、観てから聴くと今までモノクロだった曲に色がつくというような感じで楽しめます。


ただ残念なことに、現在(2011.3.13)DVDおよびサウンドトラックの国内販売の予定が無いようなのです。

中国での公開当時は向こうの通販でサントラを買えたのですけれど、日本公開されている現在ではすでに廃盤。
劇場で映画を観てサントラが欲しくなった方がそれを手に入れる方法が無いのが実情です。(おそらく国内に入っている数が非常に少ないと思われるので、中古も難しいかと)
可能であれば、映画を観て下さった方がそれぞれ皆、日本語字幕版DVD発売、サントラ発売を陳情していただければ……もしかすると、もしかするかもしれません。

【鶏】