ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

ダウン系(↓系)川井サウンドの不思議な響きが好き! 

【作曲家・川井憲次の楽曲について、色々語ってみるブログ/第44回】


こんにちは、風見鶏@けんじけんです♪

私は大雑把に、川井さんの音楽を「アップ系(↑系)」「ダウン系(↓系)」などといった好みのジャンルに分けてたりします。

↑系は『朝陽の中へ』(『機動警察パトレイバー劇場版』1988)みたいなテンション上がって燃えるカッコイイ曲! 
前回紹介されていた『アイのテーマ』も↑系。

対して↓系は、『Stray Dog-Epilogue-』(『Stray Dog ケルベロス〜地獄の番犬』1991)とか『M08 Floating Museum』(『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』1995)みたいな、寂しくてテンションダウンするような曲です。
このテンションダウンという表現はマイナスイメージと誤解されそうですが、そうではありません。ここでは良い意味で使っています。

川井さんの数多ある音楽の中でも、この↓系というのはけっこう味わい深いものがあるのです。
(まあ、私が個人的にとても大好きである、ということなんですが……)

また↓系と一口で言っても、そこには更なるバリエーションがあります。
が、そこを語り出すと長く、かつ複雑な話になってしまいそうなので、今回はいろいろある↓系の中で「不思議な響き」がたまらない! という、私のお気に入り曲をいくつか紹介します。


まずは実写映画『トーキング・ヘッド』(1993年)より『孤独な観客』です。
決して盛り上がることのない不思議な響き、どこか異世界感のあるような曲です。
私の中では↓系で外すことが出来ない曲の一つですね。


次はTVアニメ『BLUE SEED 音楽編 Vol.3』(1995年)より『遠き呼び声の彼方へ』です。
実はこの曲が↓系の音の響きに目覚めた最初の曲だったりします。とくに同一トラックに2曲入っているうちの1番目の曲がツボでした。


そしてお次は同じくTVアニメ『コレクター・ユイ オリジナル・サウンドトラック Folder.2』(1999年)より『アンティ』。
ユイのサントラ2で一番お気に入りの一曲。ちなみに本編でどう使われたのかは知らなくて、サントラとして聴いてその音の響きに惚れました。


最後は特撮TVドラマ『ウルトラマンネクサス オリジナル・サウンドトラック〜THE SECOND CHAPTER〜』(2005年)より『忘却の海』。
この作品も本編は途中で挫折してしまったため、実際にどう使われたかは知らず、サントラ2を聴いてお気に入りになった一曲。
なんとも言えない音の響きになんか虚無感におそわれます。そこがイイ!


軽く4曲ほど紹介しましたが、それぞれ作品も時代もまったく違います。でも、何か共通したものがあるのでしょう。少なくとも私は大好きです。もしかしたらこれも「川井節」のうちの一つかもしれません。


この他にもまだまだありますので、興味を持たれた方はいろいろ探してみて下さい♪

けんじけん発行の同人誌「川井憲次全CDデータブック『K-とれじゃー』2007」をお持ちであれば、私が「響きが〜」などと書いている曲はだいたいこのテイストであることが多いと思います。



いやー、川井憲次さんの音楽は奥が深いですね〜☆

それではまた! (*゜▽゜)ノ 【鶏】



   


※サントラはプレミアがついていて、とても買えるような値段じゃなかったので、かわりにDVDを載せておきます。
あと、ほんの少し高値ですが、「シネマアンソロジー」Disc3にも収録されています。