ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

川井ファンによる間違いだらけのオーディオ選び 俺のスピーカーがこんなに音が良いわけがない

【作曲家・川井憲次の楽曲について、色々語ってみるブログ/第38回】


先日、スピーカーを衝動買いしてしまいました。届くのは来週なんですけど。モノはモニターオーディオのBR6。同社の低価格シリーズのトップモデル…の展示品。KEF iQ30の不満点、雑誌で言ってるほど低音が出ない!…は完全に解消されそうです。その他は全てにおいてiQ30に負けているかとは思いますが…いいんだよ!!…届いて比較して、もしかすると買った方をそのまま手放すかもしれませんが。


美少女のイラストとオーディオ機器の解説を載せたムック本「サウンドガール デュオ〜音響少女〜」が先月末に発売されました。以前に出た「新・萌えるヘッドホン読本」では、文字通りヘッドホン関連のみでしたが、今回はオーディオ機器全般。女の子のイラストと組み合わせるが為か、大艦巨砲主義的な機器よりも小洒落たハイコンポ*1が多い印象です。これらの本でありがたいのは、試聴に使われているソフトがアニソンやサントラであること。一般オーディオ雑誌のクラシックやらジャズやらで表現されても持ってないのがほとんどだからよく分からない、なんてことがない。我らが川井さんのCD…正確にはSACDの「K-PLEASURES」が使われています。ほとんどの機器で「朝陽の中へ」が出てきます。はっきり言って私のコラムを読むより機器導入という意味においては参考になりますので是非読んで下さい。(敗北宣言)


「ヘッドホン読本」の時は、川井さんのインタビューでしたが、今回はFOSTEXのエンジニアの方とのコラボレーションインタビュー、要は座談会ですね。オーディオ雑誌にアーティストが出る時、その人の作品を試聴してそのシステムがどれだけ意図を再現出来ていたかを語る場合がほとんどなのですが、今回の座談会はそんな常識には囚われない内容。オーディオマニアなミュージシャンとエンジニアの、懐かしのオーディオ談義(笑)。会場となったFOSTEXの試聴室では「K-PLEASURES」をBGMに流していた様ですが、全く話の中では触れられていません。そういう方向の話も聞きたくもありましたが、むしろ川井さんのオーディオへの思いなどが伝わってくる内容となっています。オーディオを知らない人間が読むにはちょっとマニアックかなとも思いますが、川井さんの音楽の源流が垣間見えたりするとかしないとか。あとついでに、ご実家の隣が本屋だったという新事実も。<それはどうでもいい


あの本の解説だけだとイマイチメーカーとしてのFOSTEXが伝わらない気がするので勝手に補足など。今でこそ完成品のスピーカーも有名ですが、FOSTEXと言えば自作用のスピーカーユニットのメーカー。私がオーディオ雑誌を読み始めたのは15年ほど前ですが、私が知る限り載っている自作スピーカーの9割以上がFOSTEXのユニットを使用していました。記事があるとは言っても既にメインストリームは完成品であり、座談会で出てくるよう誰しもが手を出す物というよりは、オーディオマニアのマイナーな一流派といった印象でしたね。またFOSTEXの親会社のフォスター電機は各社にOEMでスピーカーやヘッドホンなどを供給しており、それらは低価格製品が多いらしいとか言われていて、存在は知っていても私自身は興味のないメーカーでした。そんなFOSTEXが満を持して発表した完成品がNF-1というモニタースピーカーであり、私が現在メインで使っているスピーカーです。その後、DIATONE無きあとのNHKラージモニターにFOSTEXの大型モニタースピーカーが選ばれたり、家庭用モデルのGシリーズ、GXシリーズの発売と快進撃が続いています。それら完成品のモデルに共通するのはHR振動板。ユニットが凸凹しています。この形状がいい!…らしい。すいません、物理的なことは正直分かりません(笑)


スピーカーの自作はマイナージャンルになりました。そこら辺の機械好き・工作好きは自作PCに流れたのではないかなんて前から言われていましたが、今やそのPC自体がオーディオに無くてはならない存在に。ノイズの発生源と嫌われていたPCが専用のプレイヤーに取って代わる日も近そうです。そんな日が来ても、音を出すスピーカーは絶対に無くなりません。お金に余裕が出来たらマグネシウム使った振動板の上位機種が欲しいなあ…。

*1:多機能と低価格を推し進めたミニコンポとは一線を画し虚飾を廃したシンプルでかつハイクオリティを目指したコンポ