ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

オススメの曲『武藤のテーマ−独り芝居−(02)』(科捜研の女 オリジナル・サウンドトラック)

【作曲家・川井憲次の楽曲について、色々語ってみるブログ/第22回】


どうも、自称けんじけん『科捜研の女』評論家のももんがです。


皆さん、お待たせしました。ていうか私が待ちました。9年の歳月を経て『科捜研の女』のサントラが発売されました。
「川井さんがテレビドラマシリーズの音楽を!?」と驚いたのが、そんなに前のことだとは信じられません。
その間、劇中でしか聴くことのできなかった音楽が、スピーカー(テレビ以外)から聴こえてくる不思議さ。と同時に、なんでしょう、耳に馴染むこの感じ。いつの間にか身体の一部(?)になっていたのですね。
しかもこのサントラは一枚で三度オイシイ。音楽はもちろん、選曲が川井さんご自身であるということ、爆笑ライナー。川井さん以外にも、テレビ朝日のプロデューサーなどの文章があって、音楽への愛情が感じられる一品です。


その中から本日オススメするのは『武藤のテーマ−独り芝居−(02)』。
解説せねばなるまい。武藤とは『新・科捜研の女』以前の『科捜研の女2〜4』の登場人物なのである……。
演じているのは土門刑事と同じ内藤剛志さんですが、全くの別人物です。
武藤さんはプロファイラー(の卵)として科捜研にやってきたのち、小説家に転身します。捜査に行き詰まったマリコさんはいつもの研究室を離れ、武藤さんの元を訪れます。そこで展開される武藤ワールド。マリコさんは武藤さんの言葉にヒントを得て、事件解決への糸口を掴みます。そんなマリコさんをにこやかに見守る守護天使・武藤さんのテーマなのです。


旧『科捜研の女』シリーズの内容はすっかり忘れていた私ですが、マリコさんが閃くシーンはよく覚えています。物語中のアクセントにもなるシーン&音楽だったと思います。ブラスの利いたコミカルなメロディ。武藤さんが音楽に合わせて指パッチンしながら踊っているイメージです(あくまでも個人的なイメージです)。芝居がかった口調で持論を展開する武藤さん。現実か、虚構か? 現実味のある『科捜研』の世界観からは離れた、滑稽な世界観を彩る音楽です。
近頃の『科捜研』から、武藤さんのような存在が失われてしまったのが寂しいところです。もうこの曲を劇中で聴くことはないのでしょうか……。


それでは『科捜研の女』シリーズの今後の更なる発展を祈念いたしまして、乾杯! (^0^)ノ