オススメの1曲『紅いMAKOTO(仮)』(映画『MAKOTO』サントラ未収録曲)
【作曲家・川井憲次の楽曲について、色々語ってみるブログ/第18回】
D-01です。
『踊る大捜査線』の脚本で有名な君塚良一の第一回監督作品の映画『MAKOTO』。
郷田マモラ原作『きらきらひかる』のスピンオフ作品で、キャッチコピーは「泣けるホラー」。
美しいピアノが全体を占めるこの作品で、川井ファンにとって大爆笑の曲が1曲ある。
『紅いMAKOTO』でピンと来た人、正解です。
コレ、川井憲次氏の代表作『紅い眼鏡』のセルフパロディ。
映画が始まって22分26秒〜22分45秒のわずか19秒間、劇場は(ごく一部で)笑いに包まれた。
劇中では「車での移動中に聴いている」という設定で、わざわざ音質も悪くしてあり、普通に見ている観客の意識がそちらに行くということは、まずない。
しかし「音楽だけ抜き出して聴く」サウンドトラックという媒体ではそうもいかない。
もしこの曲がサントラに入っていたなら作品の雰囲気をぶち壊しかねない破壊力を持っている。 「泣けるホラー」はどこへやら。
てなことで(?)サントラへの収録は見送られた……のだと思う。
それでも、そんな曲でも、じっくり聴いてみたいと思うのがファン心理。
てなことで耳コピしてみました。
(「ファミ憲ミニ」だけどね!)
あ。
もちろん『紅いMAKOTO』というタイトルは勝手につけた川井ファンの間での俗称です。
(だってサントラ未収録だし!)
※サントラに『紅いMAKOTO(仮)』は収録されていません。