ほぼ隔週刊けんじけん

作曲家:川井憲次に関する最新情報を集めている憲次力研究所(けんじけん)のブログです。

一川井ファンによる間違いだらけのオーディオ選び スピーカー編

【作曲家・川井憲次の楽曲について、色々語ってみるブログ/第14回】


音楽が好きな人間なら誰しも良いオーディオ機器を揃えたいと思った事があると思います。私も当然思った人間であり、むしろそっちがメインではないかと思う時すら…。これはそんなオーディオマニアで重度の川井ファンであるみーらの個人的意見の羅列であります。川井サウンド向きのオーディオ機器紹介にはなっていないのでご注意下さい。


オーディオの基本は、なんと言ってもスピーカーであります。これを否定するのは相当偏屈なマニアだけなのではないでしょうか。という事で、スピーカー選びの話から始めたいと思います。私自身、居間のサブシステムのスピーカーが壊れ、散々悩んでいたのもありまして…。


一般的にオーディオ機器を買おうと思った時には、雑誌やネットでの下調べ。その後にショップにて実際に聴いてみて、気に入れば購入するという流れになると思います。私も10年近く前、気になるスピーカーを片っ端からショップで試聴していた頃がありました。結果的にではありますが、その頃に試聴したスピーカーを買う事はありませんでした。ただその時に体感した事は、経験となり、その後の好みにも影響しているかと思われます。
そもそも店頭試聴には欠点があって、繋いでいる機器も聴いている環境も違います。店頭で良いと思っても、家で鳴らしたら違ったりする事も多いのです。理想を言えば、借りてきて実際に鳴らしてから購入できれば良いのですが、難しいです。
とりあえず買おう、失敗したと思えばそのまま売ろう、多少の傷手も勉強代だと思えば、と。私が買ってきたスピーカーは全て中古(展示品含)で、行き当たりばったりの衝動買いが多いです。新品を買わないのは単に貧乏性なのかもしれないし、勢いがないと買えないだけかもしれない。でも何より「これだ!」というスピーカーに出逢えなかっただけかもしれません。


アニソンや劇伴というジャンルは、ショップ的なジャンル分けであって音楽的なモノではありません。音楽的には究めて雑多で、オーケストラもあれば、ロックもテクノもある訳です。川井音楽に限っても多種多彩であり、映像作品、映画も観たいとなると機器選択の難易度が上昇。これは良いのにこっちはダメだなんて事も多々あり、コレと言った物に出逢えなかった…気がする。その挙げ句が、安いからとかおもしろいかもと勢いで買う、でも意外と後悔はなかったりする。だから、僕個人としては見た目で選ぶとか、全然有りだと思います。


今現在メインで使っているスピーカーはFOSTEXのNF-1というモニタースピーカー。一時期、オーディオ雑誌ではなく、サンレコ*1等で妙に絶賛されていた機種。自分が興味を持ったのは自分のオーディオの師匠が褒めていて気になっている機種でした。そんな折にヨドバシのアウトレットストアで展示品が安く出ていて、試聴もせずに購入しました。結果的に自分的には大成功だった(と思っている)訳です。
モニタースピーカーなので個性は少ないので、パワーアンプの個性が全面に出ている気もします。実はスピーカー以上にパワーアンプに金を掛けてしまっていたので…とても素敵な結果でした。後にサンレコで絶賛記事を書いていたエンジニアが同じ組み合わせを勧めていたので複雑な気分になったりも。自分は正しかったんだというのと、なんか安直っぽい・真似したんじゃないよ的ツンデレ。ちなみにモニタースピーカーといえばYAMAHAのNS-10Mですが、あれはあくまで基準のスピーカーです。ご家庭でリスニングに使うのには全くオススメ出来ません…状態の良い個体を今となっては見掛けませんが。


ちょっと川井成分が少なくなってきたので、川井さんのスタジオの話をします。以前、AUBEスタジオのラージモニターの音を聞かせて貰った事があります。川井さんのお人柄の様な、暖かい音でございました…。ホラーやバトル系の音楽よりも日常系のほのぼのした音楽が凄く似合いそうな音でした。大口径のウーファーだから、ちゃんと低音も過不足なく出ていて。家庭用によくある小口径のウーファーで無理に低音出すんじゃなくて、あくまでゆったりと。…DQNカーのボンボン言ってるゴミみたいな低音じゃないのよ?分かる?
大口径のウーファーユニットで聴く“放課後ティータイム”は絶対素敵だ!…と(って「けいおん!」かよ!)、近所の店に中古で出ていたJBLのS3100を見て思ってみたり。横幅が56cm、高さが110cm、重量56kg。50インチのテレビを縦にした位の大きさでしょうか、それを部屋に2台ですよ…サイズ的にも予算的にも無理があったので断念。


質の良い低音というのがオーディオで個人的に拘っている要素です。『攻殻機動隊』や『イノセンス』の低音を素敵に聴きたいと思いませんか、皆様。川井ファンならある程度、低音が出るスピーカーを使って欲しいなと思います。でも、サブウーファーとかを買い足してというのはやって欲しくない。使いこなしが難しいし、値段的に手頃な製品は質が悪くて映画以外には使えなかったり。以前に使っていたBOSEの5.1chパッケージスピーカーも低音の質が悪かったですね。手のひらサイズのスピーカーALR/JODANのエントリーSの方が量感はないけど、質が良くて。エントリーSはオススメの小型スピーカー、中古で3万前後でしょうか。後継機種のエントリーSiが出てるけど、言うほど変わらないので安いSの中古で良いと思います。Sの後期モデルは改良されてて事実上Siと同じで型番変えての値上げなのだとかいう噂。我が家では今現在ゆえなが使っていて、ちょっと取り返したいと時々思う事もあります。


本日、居間の新スピーカーが届きました。イギリスのメーカーKEFのiQ30。オーディオ雑誌のベストバイ上位に入りまくりなのがちょっとアレな奴。雑誌の評価は当てにならないとネットじゃ言われますが、話半分で参考にしてます。値段が手頃でデザイン的にも気に入って、先日ヤフオクで落札しちゃいました。一応、ちょこっとだけ店頭で聴いたりはしましたが、店頭で掛かっていたジャズでそのまま聴いただけ。
これを書きながら聴いていますが…ちょっと失敗したかな…うーん。「大口径でロックを聴きたい」とちょっとでも思ってしまったのが原因かもしれません。放課後ティータイムがイマイチこう…うーん。なんだろう、この残念感は。とりあえず繋いだだけなので、セッティングを詰めていけば…どうにかなるのかな、コレ。ほとんどの音楽は良いのですよ、なのに『攻殻機動隊』にしても何だか違うんですよー。しばらく格闘してから、どうにも合わなかったら買い換えるかもしれません(苦笑)


結局、多少知識があろうと失敗はするし、マニア的にはそれはそれでおもしろかったりもしますが。iQ30を真剣に試聴していたら、この残念感は回避できたのかは今となっては分かりません。とりあえず試聴の際には、聴き慣れたディスクを持って行きましょう。高音質だとか優秀録音とかは店にあるので、耳タコな位に聴いているのが良いのです。もしも川井さんのCDで一枚だけ持って行くとしたら『K-PLEASURE 2』でしょうか。『アヴァロン』も『イノセンス』も入っているので…単体は若干プレミア付いてますけど…。


次回、ヘッドホン編…か?